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8. | 續千載和歌集卷第八
羇旅歌 |
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8. 續千載和歌集卷第八
羇旅歌
權中納言敦忠
みちの國に罷りけるに餞し侍りけるに
小野小町
同じ國へ罷りける人に遣しける
壬生忠見
人の國に行く人に
貫之
物へ罷りける人に幣遣すとて
惠慶法師
物へまかりける人の許に
藤原清正
遠き所へ罷りける人の小うちきの袂に書き付けて遣しける
中務
田舎へまかりける人の許に扇につけて遣しける
藤原高光
天暦九年宇佐の使の餞にうへのをのこども歌よみけるに
刑部卿頼輔
源季廣下野守になりて下り侍りけるに遣しける
源季廣
返し
圓嘉法師
別の心を
信生法師
蓮生法師出家して後、年ごろあひ語らひて侍りける女を親の許へ送り遣すと聞きて申し遣しける
蓮生法師
返し
前大納言公任
因幡守になりて下りける人に弓を遣すとて
馬内侍
旅に行く人に鏡を遣すとてよみ侍りける
土御門院御製
題志らず
山階入道左大臣
前關白左大臣近衞
平宗宣朝臣すゝめ侍りける住吉の社の卅首の歌に海路
平氏村
題志らず
讀人志らず
新院御製
權大納言定房
百首の歌奉りし時
津守國助
旅の心を
大江忠成朝臣女
筑紫へ下り侍りけるが明石と云ふ所に日數を經けるに思ひつゞけゝる
藤原秀賢
題志らず
前大納言通重
夕泊といふことを
後二條院御製
旅泊の心をよませ給うける
前右大臣
嘉元の百首の歌奉りし時、旅
平齊時
田子の浦を
藤原行朝
題志らず
惟康親王家右衛門督
承覺法親王
關路行客といふ事を
前右大臣
百首の歌奉りし時
前大僧正慈鎭
前右近大將頼朝都に上りて侍りけるがあづまへ下りなむとしける頃遣しける
前右近大將頼朝
返し
寂信法師
旅の歌の中に
了然上人
題志らず
藤原重顯朝臣
藤原有高
前僧正公朝
藤原爲道朝臣あづまに侍りける時五月五日あやめに添へて遣しける
爲道朝臣
返し
平宗直
題志らず
平貞時朝臣
旅宿夢といふ事を
前大納言爲氏
人々にすゝめてよませ侍りける住吉の社の十首の歌に、旅宿風
源親長朝臣
名所の歌詠み侍りけるに、眞野入江
中務卿宗尊親王
旅の心を
平齊時
野中の清水を過ぎ侍るとて
法印圓位
題志らず
讀人志らず
修行し侍りける道にて同行のいたはりけるを人に預け置くとて
藤原重顯
題志らず
入道前太政大臣
百首の歌奉りし時
弘安の百首の歌奉りける時
永福門院
題志らず
法印道我
長谷寺より室戸へ詣で侍りけるに山路に日暮れて鐘の聲聞え侍りければ
圓光院入道前關白太政大臣
旅の心を
權大僧都成瑜
從三位宣子
前關白左大臣押小路
百首の歌奉りし時
了雲法師
題志らず
紀淑文朝臣
大江宗秀
惟宗忠景
從三位宣子
百首の歌奉りし時
土御門院御製
月前思故郷と云ふ心を詠ませ給うける
遊義門院
旅の心を
源兼氏朝臣
丹波忠盛朝臣
前參議雅孝長月の頃難波に下りて侍りけるに便りにつけて申し遣しける
前參議雅孝
返し
藤原清忠朝臣
前中納言定房の家にて行路秋望と云へる心を詠み侍りける
觀意法師
秋の頃あづまへ下りけるに小夜の中山にて
前中納言定家
題志らず
藤原基行朝臣
祝部成茂
東へ下りける道にて詠み侍りける
惟宗光吉
曉旅行を
中原師員朝臣
題志らず
賀茂景久
藻壁門院少將
洞院攝政の家の百首の歌に、旅
前大納言爲氏
弘安の百首の歌奉りける時
平範貞
題志らず
前大納言有房
嘉元の百首の歌奉りし時、旅
津守國道
題志らず
大江廣房
源邦長朝臣
贈從三位爲子
嘉元の百首の歌奉りし時、旅
今上御製
雪中旅行と云ふ事を詠ませ給うける
前中納言定家
後京極攝政の家の冬の十首歌合に、關路雪朝
法眼慶融
大江頼重こしに侍りけるに申し遣しける
大江頼重
返し
法眼能圓
題志らず
寂惠法師
祝部成茂
東へ下りて侍りけるに年の暮に歸り上るとて詠み侍りける
源義行
前大納言爲氏あづまへ下りて侍りけるけるが上り侍りける時申し遣しける
前大納言爲氏
返し
前中納言爲相
題志らず
權大納言經繼
土御門院御製
後京極攝政前太政大臣
家の百首の歌の中に、旅
法皇御製
百首の歌めされし次でに
旅の心を詠ませ給うける
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