好色一代女卷一 (Koshoku Ichidai Onna) | ||
目録
- 老女隱家
都に是沙汰の女たづねて
むかし物がたりをきけば一代のいたづら
さりとはうき世のしやれもの
今もまだうつくしき - 舞曲遊興
清水のはつ櫻に見し幕のうちは
一ふしのやさしき娘はいか成人のゆかりそ親は/\
あれをしらずや祇園町のそれ
今でも自由になるもの - 國主艶妾
三十日切の手掛者にはあらず
よしある人の息女もすゑをたのみにやる事
さてはかりそめになるまい
なるとも/\望次第 - 淫婦美形
京のよい中をあらためたる女
嶋原の太夫職の風俗よしあしのせんぎがくとい
おもはく丸裸にして語るに
思ひの外なる内證
好色一代女卷一 (Koshoku Ichidai Onna) | ||