万葉集 (Manyoshu) | ||
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[題詞](山部宿祢赤人作歌二首[并短歌])
[原文]安見知之 和期大王波 見吉野乃 飽津之小野笶 野上者 跡見居置而 御山者 射
目立渡 朝猟尓 十六履起之 夕狩尓 十里さ立 馬並而 御<猟>曽立為 春之茂野尓
[訓読]やすみしし 我ご大君は み吉野の 秋津の小野の 野の上には 跡見据ゑ置きて
み山には 射目立て渡し 朝狩に 獣踏み起し 夕狩に 鳥踏み立て 馬並めて 御狩ぞ立
たす 春の茂野に
[仮名],やすみしし,わごおほきみは,みよしのの,あきづのをのの,ののへには,とみすゑ
おきて,みやまには,いめたてわたし,あさがりに,ししふみおこし,ゆふがりに,とりふみ
たて,うまなめて,みかりぞたたす,はるのしげのに
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