University of Virginia Library

3286

[題詞]或本歌曰

[原文]玉手<次> 不懸時無 吾念有 君尓依者 倭<文>幣乎 手取持而 竹珠S 之自二貫 垂 天地之 神S曽吾乞 痛毛須部奈見
[訓読]玉たすき 懸けぬ時なく 我が思へる 君によりては しつ幣を 手に取り持ちて 竹玉を 繁に貫き垂れ 天地の 神をぞ我が祷む いたもすべなみ
[仮名],たまたすき,かけぬときなく,あがおもへる,きみによりては,しつぬさを,てにと りもちて,たかたまを,しじにぬきたれ,あめつちの,かみをぞわがのむ,いたもすべなみ
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[左注](右五首)
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[元][天][温] / 父 → 文 [元]
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神祭り