University of Virginia Library

1602

[題詞]大伴宿祢家持鹿鳴歌二首

[原文]山妣姑乃 相響左右 妻戀尓 鹿鳴山邊尓 獨耳為手
[訓読]山彦の相響むまで妻恋ひに鹿鳴く山辺に独りのみして
[仮名],やまびこの,あひとよむまで,つまごひに,かなくやまへに,ひとりのみして
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[左注](右二首天平十五年癸未八月十六日作)
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[校異]歌 [西] 謌 [西(訂正)] 歌
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[KW],秋雑歌,作者:大伴家持,天平15年8月16日,年紀,孤独,恋情,動物