University of Virginia Library

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[題詞]能登國歌三首

[原文]<シ>楯 熊来乃夜良尓 新羅斧 堕入 和之 河毛R河毛R 勿鳴為曽弥 浮出流夜 登将見 和之
[訓読]はしたての 熊来のやらに 新羅斧 落し入れ わし かけてかけて な泣かしそね 浮き出づるやと見む わし
[仮名],はしたての,くまきのやらに,しらきをの,おとしいれ,わし,かけてかけて,ななか しそね,うきいづるやとみむ,わし
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[左注]右一首傳云 或有愚人 斧堕海底而不解鐵沈無理浮水 聊作此歌口吟為喩也
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[校異]楷 → シ [尼][類][紀] / 河 [類](塙) 阿
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[KW],雑歌,石川,枕詞,民謡,歌謡,中島町,伝承,嘲笑,戯笑