University of Virginia Library

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[題詞]草嬢歌一首

[原文]秋田之 穂田乃苅婆加 香縁相者 彼所毛加人之 吾乎事将成
[訓読]秋の田の穂田の刈りばかか寄りあはばそこもか人の我を言成さむ
[仮名],あきのたの,ほたのかりばか,かよりあはば,そこもかひとの,わをことなさむ
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[左注]
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[校異]歌 [西] 謌
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[KW],相聞,作者:草嬢,恋情,うわさ,序詞