万葉集 (Manyoshu) | ||
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[題詞]天皇崩之後八年九月九日奉為御齊會之夜夢裏習賜御歌一首 [古歌集中出]
[原文]明日香能 清御原乃宮尓 天下 所知食之 八隅知之 吾大王 高照 日之皇子 何方
尓 所念食可 神風乃 伊勢能國者 奥津藻毛 靡足波尓 塩氣能味 香乎礼流國尓 味凝
文尓乏寸 高照 日之御子
[訓読]明日香の 清御原の宮に 天の下 知らしめしし やすみしし 我が大君 高照らす
日の御子 いかさまに 思ほしめせか 神風の 伊勢の国は 沖つ藻も 靡みたる波に 潮
気のみ 香れる国に 味凝り あやにともしき 高照らす 日の御子
[仮名],あすかの,きよみのみやに,あめのした,しらしめしし,やすみしし,わがおほきみ
,たかてらす,ひのみこ,いかさまに,おもほしめせか,かむかぜの,いせのくには,おきつも
も,なみたるなみに,しほけのみ,かをれるくにに,うまこり,あやにともしき,たかてらす
,ひのみこ
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