University of Virginia Library

2853

[題詞](寄物陳思)

[原文]真珠<服> 遠兼 念 一重衣 一人服寐
[訓読]真玉つくをちをし兼ねて思へこそ一重の衣ひとり着て寝れ
[仮名],またまつく,をちをしかねて,おもへこそ,ひとへのころも,ひとりきてぬれ
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[左注](右廿三首柿本朝臣人麻呂之歌集出)
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[校異]眼 → 服 [古]
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[KW],作者:柿本人麻呂歌集,略体,枕詞,恋情