University of Virginia Library

2155

[題詞](詠鹿鳴)

[原文]秋芽子之 開有野邊 左<壮>鹿者 落巻惜見 鳴去物乎
[訓読]秋萩の咲たる野辺にさを鹿は散らまく惜しみ鳴き行くものを
[仮名],あきはぎの,さきたるのへに,さをしかは,ちらまくをしみ,なきゆくものを
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[左注]
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[校異]牡 → 壮 [元][類]
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[KW],秋雑歌,植物,動物