University of Virginia Library

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[題詞]泊瀬朝倉宮御宇天皇代 [<大>泊瀬稚武天皇] / 天皇御製歌

[原文]篭毛與 美篭母乳 布久思毛與 美夫君志持 此岳尓 菜採須兒 家吉閑名 告<紗 >根 虚見津 山跡乃國者 押奈戸手 吾許曽居 師<吉>名倍手 吾己曽座 我<許>背齒 告目 家呼毛名雄母
[訓読]篭もよ み篭持ち 堀串もよ み堀串持ち この岡に 菜摘ます子 家聞かな 告ら さね そらみつ 大和の国は おしなべて 我れこそ居れ しきなべて 我れこそ座せ 我 れこそば 告らめ 家をも名をも
[仮名],こもよ,みこもち,ふくしもよ,みぶくしもち,このをかに,なつますこ,いへきかな ,のらさね,そらみつ,やまとのくには,おしなべて,われこそをれ,しきなべて,われこそま せ,われこそば,のらめ,いへをもなをも
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[左注]
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[校異]雑歌 [元][紀] <> / 太 → 大 [紀][冷][文] / 吉 [玉小琴](塙)(楓) 告 /沙 → 紗 [元][類 ][冷] / 告 → 吉 [玉小琴] / 許者 → 許 [元][類][古]
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[KW],雑歌,作者:雄略天皇,朝倉宮,野遊び,演劇,妻問い,予祝,枕詞,地名,奈良