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(Tsukubashu)
1.
菟玖波集 序
2.
序
[notes]
1.
菟玖波集卷第一 春連歌上
2.
菟玖波集卷第二 春連歌下
3.
菟玖波集卷第三 夏連歌
4.
菟玖波集卷第四 秋連歌上
5.
菟玖波集卷第五 秋連歌下
6.
菟玖波集卷第六 冬連歌
7.
菟玖波集卷第七 神祇連歌
8.
菟玖波集卷第八 釋教
9.
菟玖波集卷第九 戀連歌上
10.
菟玖波集卷第十 戀連歌中
11.
菟玖波集卷第十一 戀連歌下
12.
菟玖波集卷第十二 雜連歌一
13.
菟玖波集卷第十三 雜連歌二
14.
菟玖波集卷第十四 雜連歌三
15.
菟玖波集卷第十五 雜連歌四
16.
菟玖波集卷第十六 雜連歌五
17.
菟玖波集卷第十七 羇旅連歌
18.
菟玖波集卷第十八 賀連歌
19.
菟玖波集卷第十九 雜體連歌
20.
菟玖波集卷第二十 發句
[notes]
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(Tsukubashu)
源順
康和三年八月四日、五つになるをの子を失ひつ、ことにふれて悲しみの泪乾かず、古萬葉集の中に「世の中を何にたとへん」といふことを上にすゑて下の句あまたよめる
世の中を何にたとへん
あかねさす朝日まつまの花の上の露
夕つゆもまたで枯れぬる朝顏の花
飛鳥川定めなきせにたぎつ水泡の
うたたねの夢路ばかりにかよふ玉鉾
風ふけば行くへも知らぬ峯の白雲
水はやみかつ崩れゆく岸の姫松
秋の田を仄にてらす宵のいなづま
濁り江のそこに半ばは舍る月影
草も木も枯れゆくほどの野べの蟲の音
冬寒みふると見るまにけぬる白雪
(Tsukubashu)