雜句
日本武尊
景行天皇四十年夏六月、東國の亂をしづめて常陸國より甲斐の酒折の宮にとどまりて
人人つけ申し侍らざりけるに、或秉燭人歌の末をつぎて
此兩句連歌の始めにて侍るよし日本紀にしるせり。今の平野のおほん神の御連歌にて侍るなり。