University of Virginia Library

其の後は御心地さわやぎ玉はず、冬になりてはただ御 庵にのみこもらせ給ひて、人々たいめもむづかしとて、うちより戸ざしかためてもの し給へる由、人の語りければ消息奉るとて

そのままになほたへしのべ今さらにしばしの夢をいとふなよ君