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「 の。のをこぐの。さわぐか な。
ワキサシ
「 は の に。と すにて 。
ワキツレ
「 の に に おこり。 の に はじめて れり。げにのどかなる しもや。 のけしき の。 ちつづく 。 ものこりの の 。 なき のながめ にも。 そらなるけしきかな。
下歌
「わすれめや。をわけてがた。はるかにのに。たち つれいざやかよはん。
上歌
「ふ。 のたつ とて。雲の浮浪たつと見て。せでら ん。てしばしならば。くものどけきの。は のぞ かし。はなきなぎに。 か な。釣人おほき小舟かな。
ワキ詞
「われの にあがり。のけしきをながむるに。にふりきこえ。にず。ただこととぬに。これなる にうつくしきかかれり。よりてみればにして のにあらず。いかさまりてかへりき にも せ。の となさばやとじ。
シテ詞
「 はこなたのにて。しにめされぞ。
ワキ
「はひろひた るにて に りてり よ。
シテ
「それはの とて。たやすくべきにあらず。のごとくにき 。
ワキ
「そもの ぬしとは。さてはにてましますかや。さもあらばのにとど めおき。のとなすべきなり。 あるまじ。
シテ
「かなしやななくてはのもえ。らんこともふまじ。さりとてはしたび。
ワキ
「を くよりも。いよいよを。 より はなき。のとりかくし。ちのけば。
シテ
「はさなが らも。なきのくにて。あがらんとすればなし。
ワキ
「にまた めば なり。
シテ
「とやあらんかくやあらんとしめど。
ワキ
「さねば。
シテ
「ば ず。
ワキ
「せんかたも。
地
「のの。かざし のもしをしをと。のも。 のまへにえてあさましや。
シテ
「のふりさけみればつ。てらずも。
下歌地
「み れしに いつしかゆくの。ましきけしきかな。
上歌
「の なれなれし。迦陵頻迦のなれなれし。さらに わづかなる。ゆく。をけばなつ かしや。のつ。ゆくかるかの。 にく までなつかしや。空に吹くまでなつかしや。
ワキ詞
「いかに し 。 を たてまつれば。あまりに しく に。 ずるにて
シテ
「あらうれしやこなたへ 。
ワキ
「しばらく。うけびたるの。ただここ にてしば。をすべし。
シテ
「うれしやさてはにをえたり。よろこびにとてもさらば。ののかた みの。をめぐらすあり。ただここにてし つつ。のうきにべしさりながら。なくては まじ。さりとては 。
ワキ
「いやなば。をなさでままに。にや あがりべき。
シテ
「いやは にあり。にりなきを。
ワキ
「あらかし やさらばとて。をしあたふれば。
シテ
「は をしつ つ。のをなし。
ワキ
「のにし。
シテ
「に の。
ワキ
「 をかな で。
シテ
「 とか や。
地次第
「の 。東遊の駿河舞。やめなるら ん。
クリ
「それ の といつぱ。 。 をさだめし に。 はかぎりもなければとて。 のそらとは づけたり。
シテサシ
「しかるにのありさま。のにして。
地
「の の。 をにわかつて。の 。をさだめをなす。
シテ
「もある。
地
「ののをけて。に の 。に たるとかや。
クセ
「。た なびきにけりかたの。のもやさく。げに かづら。めくはのしるしかや。おもしろやならで。 ここもなり。のきとぢよ。のしばしまりて。の。のいろをが。 の。いづれやのあけぼの。も も。のどかなるのありさま。そのは。 をてんの。ののにて。 もら ぬの や。
シテ
「 が は。 の まれに て。
地
「づとも きぬぞ と。くもなり。かずかずの。。のにちちて。 の は。のをうつして。はにが。 に ふりて。げにをめぐらす。のぞなる。
シテ
「。。
地
「の の。( 序の舞)
シテワカ
「つのの。
地
「はつの。
シテ
「も なり の。の。をかざしのの。なびく もの。 (破の舞)
地
「あそびの かずかずに。東あそびのかずかずに。そのも の は。のに。のとなり。。のをらし。に をほどこし。さるほどにうつつて。の に。たなびきたなびくの。が の。やの。かすかになりてつみそらの。 にまぎれてせにけり。
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