University of Virginia Library

祇園のはやしものは
不協秋風音律
蕉門のさびしをりは
可避春興盛席
さればこの日の俳諧は、わか/\しき吾妻の人の口質にならはんとて

歳旦をしたり貌なる俳諧師

我門や松はふた木を三の朝

錦木のまことの男門の松