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良寛歌集 (Kashu)
1.
長歌
2.
施頭歌 その他
3.
短歌
4.
[section 4]
5.
[section 5]
6.
[section 6]
7.
[section 7]
8.
蓮の露
9.
戲歌
10.
増補 最近某家の歌反古の中から發見のもの
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良寛歌集 (Kashu)
おなじ歌
わが背子が
みまかりしより
あらたまの
年の八とせを
つれもなく
荒れたる宿に
たをや女が
獨し住めば
慰むる
心はなしに
なげきのみ
積りつもれば
かげのごと
我が身はなりぬ
今更に
世にはあれども
ありのみの
ありがひなしと
思ひとて
一日に千度
死なめとは
思ひはすれど
我が背子が
かたみに殘す
二人の子
見るに心も
しのびずて
かにもかくにも
言はんすべ
せんすべ知らに
こもりゐて
ねのみし泣かゆ
朝な夕なに
良寛歌集 (Kashu)